Tattoo Flash: My Favorite Boxer Series #6. Naoya “The Monster” Inoue, a three division world champion, and currently a unified bantamweight world champion, from the country of Godzilla, Japan. 22 fights, 22 wins, 19 KOs.
バンテージを巻いたボクサーの姿以上に格好良いものはない。22戦22勝19KO無敗、3階級制覇、バンタム級最強、「モンスター」の異名で知られる井上尚弥。そんな彼のバンテージ姿もゾクゾクするのだが、それ以上に彼の試合を見て魅了されない者はいないはずだ。
強靭な体力、スピード、パワー、テクニック、加えて爽やかなルックスに甘いマスク。そしてボクシングに対するひたむきでストイックなまでの情熱、伝わってくるボクシング愛。嘘っぽい聖人君主の安売り感など微塵もなく、下品なトラッシュトークでゴロを巻いてくる輩ボクサーにきっちりとトラッシュで返す人間的な一面を持ち合わせているところも最高に頼もしい。
練習では日本製の「世界の」Winningの最強ラグジュアリー・グローブ(日本では当たり前に使われているが、私の住むフランスをはじめとする諸外国ではWinningはとても高価で高級なグローブ)で拳を守っていることが多いが、試合ではそれまでのWinning以外にダスマリナス戦・ディパエン戦と続けてメキシコ製のGrantを使っているのも憎たらしいぐらいにカッコいい。メキシカン・グローブといえばCleto Reyes(ジーンズといえばリーバイス以外認めない感覚)と馬鹿の一つ覚えばりに謳う日本人ボクサーが多い中、Grantを選ぶセンスが本当に憎い。
とはいえ米国Ring誌2019年2月号の表紙では真っ赤なReyesを装着してポーズを取っているが、試合での使用は見たことがない。前述の2試合以外のプロ戦は全てWinningであるが、唯一2戦目タイのチュワッターナ戦でスポンサーであるハウスプラン社のロゴがプリントされた謎のグローブを使用しているが、親指部の形状と全体のシルエットから察するにこれもWinningの8オンスと思われる。
モンスター「ネオーヤ・イノーイ ( = ナオヤ・イノウエ)」(正しく発音できる外国人がほとんどいない)の名前が本格的に世界に知られるようになったのは、おそらく2014年のアルゼンチンの14年間無敗の王者、ナルバエスを一方的にぶっ倒してからだろうか?フライ級世界王座16連続防衛、スーパーフライ級世界王座11連続防衛中で150戦超のキャリア中一度もダウン経験のない絶対王者ナルバエスからこの日4回もダウンを奪った。
左フックをくらい右目上部を大きくカットし、珍しく苦戦しつつも判定で勝利した2019年のノニート・ドネアとの死闘も忘れられない。カシメロは色々としでかしすぎて今更お呼びでないし、今年はおそらくリベンジにメラメラ闘志を燃やすドネアと再戦し、その後はネリやフィゲロア、ダニー・ローマン、アフマダリエフが待つスーパーバンタムに本当に転級か?もはやこれは大事件だ。
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