拝啓
黒柳徹子様
幼少の頃より「徹子の部屋」や「ザ・ベストテン」、著書「窓際のトットちゃん」等、徹子様の存在感、ファッション、髪型、ご行動やご言動に無意識のうちに影響を受けて参りました。
先日、英国のファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウェストウッドが７０年代に発表した初期のブランド、セディッショナリーズの女性の胸が露出したプリントのTシャツをお召しになられている写真とそれに纏わる逸話を読ませていただきました。
なんでもコマーシャルの撮影の際に、そのTシャツを問題とした一部の心ない悪評判によりそのコマーシャルがお蔵入りになったという残念なお話です。徹子様はそのお話の中で、「私はそういうのはおかしいと思います」と結ばれておりました。全く同感です。私は心を強く打たれ、奮い立たされました。
そんな徹子様の世間や周りに動じず大胆にそしてどこか謙虚に我を通すお姿・生き方こそロックンロールやパンクの精神・反骨心に通ずるものがあると思います。
徹子様の存在に多くの方々が勇気を頂いて日々の辛いことを乗り越えているに違いありません。私もその一人です。どうかいつまでも私たちの強く優しく輝く美しい太陽でいてください。最期までご拝読いただきありがとうございます。
お元気で、フランスはアルルより謹んで愛を込めて。
敬具
テル・ノヂ
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